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ケガ/部位別・後遺障害等級 膝の後遺障害

膝関節打撲の被害者の立証をコーディネートした経験

スーパーの駐車場で歩行中に自動車にひかれた被害者の話です。


バンパーが膝に当たり受傷。

診断名は、「右膝関節打撲症」でした。

半年後、後遺症の認定は非該当でした。

その結果に納得いかず異議申立方法を求めて相談にこられました。

事故後に通った病院は一箇所だけで、その病院にあたったことが不運の始まりでした。

MRIの設備はなく、かといって他院への紹介はしてくれず、リハビリも全て病院内で行うよう指示されました。

囲い込まれたしまったのです。

ある規模の病院ではよくあることです。

交通事故の患者から治療費をかせぐことに一生懸命で、転院のチャンスを与えてくれません。その結果、膝の専門医に診てもらうチャンスが得られず、また、MRI検査すら実施されずに症状固定を迎えることになったのでした。

異議申立のためには、少なくともMRI撮影が必要です。

また、MRIで靱帯損傷が見つかればストレス撮影という検査も必要です。

そして、これらの検査手配と診断書までのコーディネートを依頼され、結果的に異常所見が揃いました。

新たな後遺障害診断書を得て異議申立を実施、無事に異議申立を成功させることができました。

右膝の靱帯損傷に対し、12級7号の認定です。

もうお分かりかと思いますが、
運び込まれた病院の当たり外れに被害者は翻弄させられます。ご注意ください。

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「膝の打撲で12級や10級もあり得る!」編

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「膝の打撲で12級や10級もあり得る!」編の主な内容

  • 膝の打撲で動揺性関節?
  • 膝の靱帯損傷はこうやって確認する!
  • 膝関節の動揺性で後遺障害認定されるには?
  • 膝靱帯損傷を示唆する初診時の所見があったか?
  • 陳旧性って何?
  • 初診の遅れは致命的!
  • MRIで新しい靱帯損傷であることが確認されていることは必須!
  • 膝靱帯の完全断裂の場合は?
  • 膝靱帯の腫脹も後遺障害認定の可能性がある!
  • ストレスレントゲンで有意な左右差がみられること?
  • やる気のない医師にやってもらうのは危険!
  • 膝装具の作成と主治医の所見で等級が決まる!
  • 装具装着の必要性に関する所見で補強
  • 証明しにくいタイプの膝靱帯損傷もある
  • ゆるくなったゴムバンドみたい?
  • 拘縮を取り除くと膝グラグラに!
  • 12級ではないでしょう!
  • 労災事故なら労災を活用する手があった!
  • 労災に認定理由を開示させるテクニック
  • 膝の打撲で12級や10級の認定を目指して#1
  • 膝の打撲で12級や10級の認定を目指して#2
  • 膝の打撲で12級や10級の認定を目指して#3
  • etc.

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後遺障害全般に関する知識

不思議な認定

Dさんは頸椎捻挫由来の神経症状で14級が認定されていました。

後遺障害診断書を拝見すると、他覚的所見の欄には頸椎捻挫由来の症状を裏付ける

所見が全くありません。

しかも、症状固定の段階では本人の認識でも症状はほとんど残っていなかったそうです。

これでは本来後遺障害として認定される余地がないのですが14級がついていました。

Dさんはずいぶん前の事故で足の骨を折り、痛みが残っていましたが

今回の事故で痛みがひどくなったことが一番気になっている点であり、後遺障害として認めて欲しい点でした。

しかし、さすがに今回は骨折もなく、以前の骨折部はきれいに癒合しており、元々痛みがあったことが後遺障害診断書に記載されているので

後遺障害として認定される余地は元々なかったことを説明しました。

Dさんの後遺障害診断書では非該当が強く予想される内容でしたがそれでも頚部に関して14級がついたのは

事前認定だったからかもしれません。

被害者請求で申請されていたらシビアに精査されて非該当になっていてもおかしくないケースだと思いました。

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ケガ/部位別・後遺障害等級 高次脳機能障害

急性硬膜下血腫の被害者を支援させていただいた経験

バイクで走っていたところ、対向車線をはみだし迫ってきた自動車と正面衝突し受傷された方がおられました。

相手の無謀な追い越しが事故の原因でした。

事故から約一年がたったころに相談を受け、後遺障害等級の認定を支援させていただくことになりました。

病名は、外傷性頚部症候群、急性硬膜下血腫、その他諸々の挫傷です。


(イメージ)

すべての治療は終了し、医師からはもうすることはないよと言われたことがきっかけで相談にこられました。

相談の趣旨は、ご家族から指摘されている物忘れや性格の変化を後遺障害として認定されるように病院紹介をして欲しいというものでした。

幸い、私どもの知り合いに高次脳機能障害の専門医がいたことから、その先生をご紹介して検査を受けることが出来ました。

その結果、高次脳機能障害として5級が認定されました。

2011年1月現在、高次脳機能障害は広くしられる病名となりました。

しかし、未だに医師の間にも偏見はあり、辛い思いをされておられる被害者がおられます。

医師の当たり外れによって受けられる補償に差が生まれないよう出来る限りの支援を続けていきたいと思います。

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「高次脳機能障害で上位等級!」編

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「高次脳機能障害で上位等級!」編の主な内容

  • 相変わらず見落とされ易いのはなぜ?
  • 認定されればいきなり上位等級になる障害
  • 高次脳機能障害って何?
  • 記憶力や意思疎通能力の低下があったら高次脳機能障害を疑うべき
  • 問題解決能力の低下というような症状もある
  • 集中力や持久力の低下?
  • 性格の変化も?
  • 高次脳機能障害が認定されるための基本的な条件は?
  • 事故による脳の損傷がスタートライン?
  • 画像所見の裏付けが重要
  • 意識レベルの低下が継続したか?
  • 脳の高次の機能がどの程度損なわれているかを評価する
  • 知能検査(神経心理学的検査)
  • 言語機能検査
  • 記憶検査
  • 遂行機能検査
  • 人格特性検査
  • etc.

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後遺障害全般に関する知識

医療照会の同意書ってこんなもの

調査事務所から送られてくるかもしれない医療照会の「同意書」はこんなものです。

被害者の同意の下に、傷病名、症状、治療内容、検査結果、既往症等に関して

それまでお世話になった医療機関に医療照会が行われることがわかります。

この医療照会に対する回答によって、事故直後から後遺障害にかかわる傷病名がついていたか、

症状が一貫してあったか等が判断されることになるのです。

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後遺障害全般に関する知識

医療照会の同意書提出のお願い

後遺障害申請を行った場合、損害保険料率算出機構の調査事務所から医療照会のための

同意書提出を求められることがあります。(以下画像参照)

これまでかかった医師からさらに詳細な情報を得る必要がある場合に求められるものですので

これを拒んでいては審査が延び延びになってしまったり、

不十分な所見だけで判断されてしまうことになるので提出せざるを得ませんね。

審査において重視されるのはやはり治療にかかわった医師の所見ですので

こうした照会がなされた場合にきちんと患者の症状の経過を回答してくれる医師に

治療してもらえるかどうかが重要になってくるのです。

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労災保険

労災適用のメリット

交通事故に遭われたのが通勤途上だったという場合、通勤災害として労災保険の適用を受けることができます。

ただ、相手方保険会社が当初から治療費・休業損害の支払対応してくれている場合

労災適用の申請がされていない場合が多いですね。

もし相手方任意保険によって休業損害が全額補償されている場合であっても

労災適用すれば、平均賃金の20%を休業特別支給金として受け取ることが可能です。

労災の保険給付としての休業補償(平均賃金の60%)は既に相手方から補償を受けているとして支給されませんが

休業特別支給金は、保険給付とは別枠の社会復帰促進等事業としての支給金であり

保険給付のように第三者行為(この場合交通事故)による賠償金との支給調整は行われません。

もし相手方保険会社から100%休業損害を補償されていてるならば+20%で120%の補償を受けられることになります。

ただし、時効があって、療養のため労働することができないために賃金を受けない日ごとにその翌日から起算して2年

までしか遡ることができませんから、悠長に構えていないで早期に申請することが肝要です。

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「労災保険のメリット」編

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「労災保険のメリット」編の主な内容

  • 労災と自賠責、どちらをつかう?
  • 労災保険のメリットを使いこなす!#1 治療費編
  • 労災保険のメリットを使いこなす!#2 治療打ち切り対策編
  • 労災保険のメリットを使いこなす!#3 休業特別支給金
  • 労災保険のメリットを使いこなす!#4 特別支給金
  • 労災保険のメリットを使いこなす!#5 後遺障害認定
  • 労災保険のメリットを使いこなす!#6 フォロー制度
  • 会社が適用を渋る場合は?
  • 補償の大部分を希望通りいするために#1
  • 補償の大部分を希望通りいするために#2
  • 補償の大部分を希望通りいするために#3
  • 頚椎椎間板ヘルニアで理想的なクライマックスを迎えるために#1
  • 頚椎椎間板ヘルニアで理想的なクライマックスを迎えるために#2
  • 頚椎椎間板ヘルニアで理想的なクライマックスを迎えるために#3
  • etc.
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ケガ/部位別・後遺障害等級 検査を受けたい 治療・病院・医師にまつわる問題 頚椎捻挫(ムチウチ)&腰椎捻挫の後遺障害

認められる範囲について 腰椎椎間板ヘルニアで耳鳴りは?脳血流低下は?

腰椎椎間板ヘルニアで耳鳴り?脳血流検査?


腰椎MRI 第4・5腰椎間にある椎間板が後ろに飛び出しているのが分かります

交通事故で腰椎椎間板ヘルニアが発症し、連鎖的に耳鳴りや物忘れも発症したとして検査を希望されたケースがありました。

検査を受けたい気持ちは分かりますが・・・

検査の手配は可能なので、検査が受けられるという意味では満足して頂けるようになります。
しかし、私は検査を受けないことをお勧めしました。
私も交通事故の経験を持っていて、事故後は様々な体調不良がおこりました。
そして、そうした不調をすべて交通事故と関連づけて考えてしまう時期がありました。

かえって逆効果になってしまうことも

実感を持って理解することができるのですが、自覚症状のすべてを交通事故と関連づけて考えることは何も不思議なことではないと思います。
しかし、実際問題、医学的に因果関係ありとされるのはごく狭いのが現実です。
裁判で認められる範囲もそれほど広くなく、保険会社の場合には尚のことです。
それを踏まえると、 

  • すべての検査を受けるとかえって逆効果になってしまいます

無理難題を言うつもりはなくても、そう捉えられる可能性が高まります。
保険会社は待ってましたと言わんばかりに弁護士対応に切り替えるでしょう。
弁護士対応になったからと言って状況はあまり変わらないのですが、何よりも気持ちよくありません。
認められる範囲をだいたいでいいので把握した上で、その範囲で徹底した検査・診察を求めるようにするのが賢明だと思います。

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「頚椎椎間板ヘルニアで希望通り解決する方法」編

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「頚椎椎間板ヘルニア編」の主な内容

  • 失敗する交通事故被害者が多い頚椎椎間板ヘルニア
  • 頚椎椎間板ヘルニアで希望通りに解決する方法#1
  • 頚椎椎間板ヘルニアで希望通りに解決する方法#2
  • 頚椎椎間板ヘルニアで希望通りに解決する方法#3 画像所見
  • 頚椎椎間板ヘルニアで希望通りに解決する方法#4 因果関係
  • 頚椎椎間板ヘルニアで希望通りに解決する方法#5 外傷性
  • 頚椎椎間板ヘルニアで希望通りに解決する方法#6
  • 頚椎椎間板ヘルニアで希望通りに解決する方法#7 医師との対話
  • 頚椎椎間板ヘルニアで希望通りに解決する方法#8 転院
  • 新視点 根治療法と上位等級を両立させる方法#1
  • 新視点 根治療法と上位等級を両立させる方法#2
  • 新視点 根治療法と上位等級を両立させる方法#3
  • 新視点 根治療法と上位等級を両立させる方法#4
  • 新視点 根治療法と上位等級を両立させる方法#5
  • 二度目の認定は得られるか
  • 頚椎椎間板ヘルニアで理想的なクライマックスを迎えるために#1
  • 頚椎椎間板ヘルニアで理想的なクライマックスを迎えるために#2
  • 頚椎椎間板ヘルニアで理想的なクライマックスを迎えるために#3
  • etc.
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ケガ/部位別・後遺障害等級

TFCC損傷

バイクや自転車ではねられたり転倒して手を強く路面についた場合、

手関節の軟部組織であるTFCC(三角線維軟骨複合体)を損傷することがあります。

TFCCは手の関節の小指側にあります。

Sさんもバイクで事故に遭い、手の小指の部分の中手骨を骨折していましたが

主治医の治療はその手当てだけに限られていました。

痛みが継続しており手関節の可動域制限もあるのでMRIで精査したところ

案の定TFCC損傷が発見されました。

TFCC損傷は見落とされやすいので、手を強く路面に打ちつけたような場合

精査してくれるよう主治医にお願いするのは重要です。

Sさんの場合、中手骨の骨折だけでしたら骨折部痛で14級の域をでないと想定されますが

TFCC損傷が判明したことにより手関節の可動域制限や疼痛、動揺性、前腕の回内・回外運動の制限等

いろいろな後遺障害認定の可能性が出てきたのです。

 

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後遺障害全般に関する知識

代理人によるカルテ開示請求

カルテの開示請求は、患者さん本人から委任を受けた人が代理で行うことができます。

その際に必要になるのが、カルテ開示請求にかかる代理人権限の「委任状」です。

その病院の所定の様式がある場合もありますし、患者さんが用意した書式でOKの場合もありますので

病院の医事課等で確認してみましょう。

以下の画像は、某病院の「委任状」です。

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後遺障害全般に関する知識

カルテ開示請求

後遺障害申請で思うような認定結果が得られなかった場合、

それまでにかかっていた病院のカルテ(診療録)を開示請求して

有意な所見が書かれていないか精査することが有効な場合があります。

カルテは究極の個人情報であるので、個人情報保護法の情報開示に関する条項に基づいて

開示請求することができるのです。

総合病院などある程度の規模の病院になりますと、その病院の所定の申請用紙が

用意されている場合もありますので、医事課等で確認してみるといいですね。

某病院のカルテ開示申込書