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その他

自賠責保険の消滅時効

自賠責保険にも消滅時効というものがあります。その期間に権利を行使しない場合は権利そのものが消滅してしまうということになります。

自賠責保険における請求の消滅時効は以前は2年でしたが、自賠法19条が改正され、平成22年4月1日以降発生の事故については3年となっています。

時効の起算点は、原則事故発生時とされていますが、後遺障害が残った場合は「後遺障害発現のとき」とされており、一般に症状固定時と解されています。

以下、自賠法抜粋です。

 

(時効)

第十九条  第十六条第一項及び第十七条第一項の規定による請求権は、三年を経過したときは、時効によつて消滅する。

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その他 後遺障害全般に関する知識

5月20日は何の日?

今日、出勤途中で、肩タスキをしたおじさんやおばさんの集団が、

横断歩道の周辺に立ってティッシュ配りをされていました。

「春の交通安全週間」だろうと思いつつ、ティッシュを見ると、

「春の全国交通安全運動」の文字と、「5月20日は『交通事故死ゼロを目指す日』です」

の文字が目に入りました。

なぜ、5月20日なんでしょうね?

平成20年に中央交通安全対策会議で、設けられたようです。

(平成20年は別の日でしたが、今年は5月20日とされました)

記録が残っている昭和43年以降、毎日、死亡事故が発生している為、

交通事故に対する国民の意識を高め、交通事故の抑止を目的とするとのことです。

最近は、死亡事故が減少している傾向にあるようですが、

反面、高次脳機能障害のような重い後遺障害が増えているようです。

一瞬の過失が加害者・被害者両方の一生を左右してしまいます・・・。

春の交通安全運動は今日で終わりですが、「毎日が」安全運動で

あることを意識したいものです。

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ケガ/部位別・後遺障害等級

自賠責の外貌の醜状に関する認定基準が改正されました

これまで自賠責の後遺障害等級認定では、外貌の醜状に関する等級が男女で差があり

女性が有利に扱われていましたが、

自賠責においても自賠法施行令の一部が改正され、労災同様男女同一の基準で認定されることになりました。

平成23年4月26日に閣議決定され、平成23年5月2日官報(号外特第35号)で政令第116号として公布され同日施行されています。

この改正は平成22年6月10日以後に発生した事故に遡及適用されることになっています。

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労災保険

労災の診療報酬明細書 開示請求2

労災の診療報酬明細書を労働局に開示請求する際、

注意しなければならないのが、開示請求は本人か法定代理人(未成年の親権者や成年後見人など)のみが可能であるということです。

弁護士や行政書士などの委任を受けた代理人であっても直接の請求権はありません。

  1. 労働局に開示請求を行うと、
  2. 原則30日以内に決定等通知書が送られてきます。
  3. その決定等通知書に同封されている「保有個人情報の開示の実施方法等申出書」を決定のあった日から30日以内に提出すると、
  4. 閲覧が可能になったり、労働局から開示資料の写し等が送付されてきます。

 

以下、「保有個人情報の開示の実施方法等申出書」です。

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「労災保険のメリット」編

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「労災保険のメリット」編の主な内容

  • 労災と自賠責、どちらをつかう?
  • 労災保険のメリットを使いこなす!#1 治療費編
  • 労災保険のメリットを使いこなす!#2 治療打ち切り対策編
  • 労災保険のメリットを使いこなす!#3 休業特別支給金
  • 労災保険のメリットを使いこなす!#4 特別支給金
  • 労災保険のメリットを使いこなす!#5 後遺障害認定
  • 労災保険のメリットを使いこなす!#6 フォロー制度
  • 会社が適用を渋る場合は?
  • 補償の大部分を希望通りいするために#1
  • 補償の大部分を希望通りいするために#2
  • 補償の大部分を希望通りいするために#3
  • 頚椎椎間板ヘルニアで理想的なクライマックスを迎えるために#1
  • 頚椎椎間板ヘルニアで理想的なクライマックスを迎えるために#2
  • 頚椎椎間板ヘルニアで理想的なクライマックスを迎えるために#3
  • etc.
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その他

労災の診療報酬明細書 開示請求1

自賠責保険に被害者請求で後遺障害申請をする際、診療報酬明細書を添付する必要があります。

治療費を任意保険会社が出してくれている場合は、保険会社に原本確認された診療報酬明細書コピーを請求すればいいのですが

労災保険で治療を受けている場合は労災に開示請求しなければなりません。

請求先は、各都道府県の労働局になります。

以下は開示請求書です。

 

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「労災保険のメリット」編

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「労災保険のメリット」編の主な内容

  • 労災と自賠責、どちらをつかう?
  • 労災保険のメリットを使いこなす!#1 治療費編
  • 労災保険のメリットを使いこなす!#2 治療打ち切り対策編
  • 労災保険のメリットを使いこなす!#3 休業特別支給金
  • 労災保険のメリットを使いこなす!#4 特別支給金
  • 労災保険のメリットを使いこなす!#5 後遺障害認定
  • 労災保険のメリットを使いこなす!#6 フォロー制度
  • 会社が適用を渋る場合は?
  • 補償の大部分を希望通りいするために#1
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健康保険

健康保険の『第三者行為による傷病届』

交通事故で健康保険を使用する場合、『第三者行為による傷病届』(通称:第三者届)を

国民健康保険や健康保険組合の窓口に提出する必要があります。

これは、健康保険が一旦立て替えて支払った治療費を、本来支払うべき第三者(つまり加害者)に

請求する(求償といいます)ために必要な書類です。

ところが、この第三者届を出す際に、一緒に加害者の誓約書も提出するように求められることがあります。

大阪市の国保では必要書類のひとつとされています。

「健康保険が支払った治療費は本来加害者の私が支払うべきものなので、私がきちんと支払います」という内容のものなのですが

実際問題、これを加害者に書いてもらえない状況というのも当然に想定されますよね。

加害者と過失割合やケガの程度に関して揉めている状況では、この誓約書を加害者が書かないと開き直るという状況もあり得ます。

そういう場合どうしたら良いのか、大阪市健康福祉局生活福祉部保険年金担当に聞いてみました。

その結果、区役所の国民健康保険の窓口で、誓約書を入手出来ない理由を説明すれば

第三者届そのものの受付は可能とのことでした。

受付後、国保連合会が調査し、加害者に求償するとのことです。

それで、もし誓約書の提出が必要なのにもかかわらず加害者の協力が得られない場合は、

あきらめずに窓口で事情を説明して第三者届を受理してもらって健康保険を使えるようにしましょう。

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「賠償に勝利する健康保険の使い方」編

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「賠償に勝利する健康保険の使い方」編の主な内容

  • 交通事故で健康保険は使えるの?
  • 交通事故で健康保険を使うには?
  • 健康保険を使ってメリット獲得#1 治療費節約
  • 健康保険を使ってメリット獲得#2 打ち切り対策
  • 健康保険をあえて使わない選択
  • 解決全体を見渡した場合の選択肢#1
  • 解決全体を見渡した場合の選択肢#2
  • 解決全体を見渡した場合の選択肢#3
  • etc.
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ケガ/部位別・後遺障害等級

部分的な症状固定(部位別症状固定)は可能?

事故によって複数のケガを同時に負うことはよくあることだと思います。

特に、骨折が数カ所にわたるような場合、それぞれの箇所の治療状況や期間が大幅に異なってくることも起こりえます。

Nさんの場合も右橈骨遠位端骨折と左尺骨骨折を受傷し、その部分は症状固定が近づいていましたが、

顎の骨も骨折しており、咬み合わせを調整してから再手術が見込まれる状態でしたので、

顎に関してはまだこれから1年以上は治療が必要な状態でした。

こういう場合は左右上肢の骨折にかかる症状を先に症状固定にしてしまい、顎に関しては後から症状固定にするという手法も考えられます。

Nさんの場合も左右上肢に関して部分的に先行して後遺障害診断書を書いていただく方向で主治医の理解を得ることが出来ました。

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膝の後遺障害

装具の装着の必要性の程度

膝の靱帯を完全に断裂された方からのご相談がありました。

MRIでも明確に断裂が確認されており、ストレスレントゲンでも動揺性が確認されていましたが

認定された等級は12級7号でした。

ご本人は10級相当と考えておられたようですが、よくよくお聞きしてみますと

後遺障害診断書に装具の装着の必要性の程度について

「重たい物を持つときやスポーツの時には必要」と記されているのでした。

これはまさに12級の認定基準「重激な労働等の際以外には硬性補装具を必要としないもの」を

書いてもらったことになりますので、12級認定は妥当ということになってしまいます。

この方の場合、本当は、「日常生活で随時装具装着が必要」と書いてもらうべきでしたが、

将来的にはオペも考えられるので、硬性装具を頻繁につけてしまうと

筋力が落ちてしまうので出来るだけ付けないでおこう、という医師の判断も働いたようです。

しかし、そのような背景の事情など認定機関が考慮してくれることなどあり得ません。

後遺障害診断書は、その時点での医学的事実を証明する診断書として後々ずっと影響を及ぼしますし

症状固定とはその状態が今後も継続することが当然見込まれるとの医学的判断であるわけですから

「あれは実は違っていて、本当はもっと重かったんです・・・」などという主張は自賠責の

レベルにおいては通用しないことを肝に銘じておかなければなりません。

 

専用機材による、膝ストレスレントゲン画像

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「膝の打撲で12級や10級もあり得る!」編

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「膝の打撲で12級や10級もあり得る!」編の主な内容

  • 膝の打撲で動揺性関節?
  • 膝の靱帯損傷はこうやって確認する!
  • 膝関節の動揺性で後遺障害認定されるには?
  • 膝靱帯損傷を示唆する初診時の所見があったか?
  • 陳旧性って何?
  • 初診の遅れは致命的!
  • MRIで新しい靱帯損傷であることが確認されていることは必須!
  • 膝靱帯の完全断裂の場合は?
  • 膝靱帯の腫脹も後遺障害認定の可能性がある!
  • ストレスレントゲンで有意な左右差がみられること?
  • やる気のない医師にやってもらうのは危険!
  • 膝装具の作成と主治医の所見で等級が決まる!
  • 装具装着の必要性に関する所見で補強
  • 証明しにくいタイプの膝靱帯損傷もある
  • ゆるくなったゴムバンドみたい?
  • 拘縮を取り除くと膝グラグラに!
  • 12級ではないでしょう!
  • 労災事故なら労災を活用する手があった!
  • 労災に認定理由を開示させるテクニック
  • 膝の打撲で12級や10級の認定を目指して#1
  • 膝の打撲で12級や10級の認定を目指して#2
  • 膝の打撲で12級や10級の認定を目指して#3
  • etc.

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夢を持ち続けて・・・

依頼者のMさんは数年前にある地方都市から大阪に出てきました。

その数年間に数度の事故に遭いその後遺症で痛みを抱えていますが

目標をもってがんばっています。

超難関の法律系国家資格の取得をめざして勉強をはじめました。

ふるさとの町では遠距離ながら優しい彼がMさんの成長を温かく見守っています。

Mさんからメールがきました。

Mさん:「夢をもってがんばります^^」

細羽:「途中で投げ出したらあかんで~♪ あきらめたら細羽先生がさらいに行くぞ~(笑)」

Mさん:「誘拐されないようにがんばります(笑)」

Mさん、がんばってくださいね。

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ケガ/部位別・後遺障害等級

外貌の醜状に関する等級の見直し

これまで外貌の醜状に関する後遺障害等級には男女差があり、女性が有利に扱われていました。

しかし、平成22年6月10日確定の京都地裁の判決で、男女格差は違憲とされ国が控訴しなかったために確定しました。

これにより、厚生労働省管轄の労災保険においては平成23年2月に等級の見直しが行われましたが

労災の基準を準用している自賠責保険の等級見直しは、国土交通省管轄のため現在検討中の状態でまだ改正が行われていません。

早急な対応が望まれますよねぇ。。。